３人のグラドルに愛人疑惑？

AKB48などグループアイドルの台頭によって、グラビアアイドルが稼げなくなったと言われて早数年。薄給グラドルの中には、風俗やキャバクラでアルバイトをして糊口を凌ぐ者もいると言われるが、仕事がほとんどないにもかかわらず優雅な暮らしをしているグラドルも少なくないようだ。5日放送の『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）では、有吉弘行の人気企画「有吉先生の人生相談」にそんな3人のグラドルが登場していた。

有吉に「もっと売れるにはどうしたらいいか」という主旨の相談をしたのは、小林恵美（30）、尾崎ナナ（30）、中村知世（26）の3名。小林はグラビア界では有名な野田義治社長率いる巨乳軍団・サンズエンタテインメント所属で、88cmFカップの美乳の持ち主。「コバエミ」の愛称で親しまれるが、昨年はイメージDVDのリリースがなく、テレビのレギュラー番組もない。尾崎と中村は、有吉と『アイドル☆リーグ！』（NOTTV、日本テレビ系で月1放送）で共演しているが、やはり目立った仕事はない状況だ。おまけにいずれもタレントとしては10年選手でフレッシュさももはやない。

しかし番組が事前にとったアンケートをもとに用意したデータによれば、意外にも彼女たちは優雅な暮らしをしているようだ。小林は「一カ月の4分の3はお休み」にもかかわらず家賃12万円の部屋に一人暮らし、休日はゴルフの練習やマッサージに行って過ごしている。尾崎も「暇な月は、休みが20日くらいある」のだが、その休日の過ごし方はというと、「お昼まで寝て、エステや美容院に行き、夜は友達とごはん」と一般OLが羨ましがりそうな悠悠自適ぶり。中村にいたっては、「一カ月のうち28日」も休みで、休日は美容室、料理教室、映画などを楽しみ、愛車のBMWでドライブもする。さらに尾崎と中村はどちらも1LDK・家賃13万円の部屋に住んでいるという。この生活に有吉が突っ込まないわけがなかった。

「え、愛人？」

当然のように、「お偉いさんの愛人疑惑」が持ち上がる。そしてこれまた当然の流れで、三人とも愛人疑惑を否定。中村は「グラドルの仕事がない日はバイトしてる」と言い、尾崎は「撮影会で稼いでる」という。実際のところはどうなのか。

「愛人収入をもらっているかどうかは知りませんが、いいトコロに住んでいるのは確か。中村の自宅マンションなんか、住民の共用廊下が絨毯貼りでもちろん地下駐車場つきですしね。でも中村は川村ゆきえと一緒にパチンコ台のキャラクターを務めたり、福岡限定ですがCM出演もあったりと、それなりに仕事もしている。まあ所属が大手芸能プロ・ケイダッシュグループのプロダクションなので、給与もそこそこなんだと思います。コバエミも番組では申告しませんでしたが料理教室に通ったり、頻繁にグラビア女子会を開いたりとプライベートが充実している一方で、パチンコ番組などのオファーはあるし週刊誌グラビアも定期的にやる。でもこの三人の中では尾崎が一番働いているでしょうね。ちょっとエッチなコンビニ系雑誌のグラビア出演はかなり多く、2月発売のものだけでも8本。DVDリリースも年に3～4本のハイペースを崩しません」（芸能記者）

テレビ的には「売れないタレント」の部類に見えるかもしれないが、実はグラドルの仕事は幅広い。彼女たちもいわゆる“愛人手当”に頼ることなく、それなりに自立した生き方をしているようだ。また、彼女たちに限らず、タレントの住むマンションの家賃は基本的に事務所が払っている。杉原杏璃が深刻なストーカー被害に悩んでいたが、DVD発売記念の握手・撮影会を通じて熱烈なファンがついてしまうこともあるため、セキュリティのしっかりしたマンションをあてがうのが普通だ。

「家賃だけでなく衣装代、化粧品代などまで事務所負担の場合も。最近だとブログで宣伝する代わりに商品をもらったり、ギャラが発生したりとオイシイ副業もありますしね。ただ、事務所が支払う給料だけで物足りなければ、それ以上を求めて何らかの契約を交わす…ということもあるでしょう」（前同）

ちなみに尾崎は番組内で、芸能人専門AVレーベルの「MUTEKI」から毎年出演オファーがあると暴露していた。大金を手にするためにそうした方向にシフトチェンジすることも可能だが、尾崎は今のところは出演を断っているという。それにしても、月に数日の労働時間で、高級マンションでの有閑生活を謳歌できるとすれば、タレントとは実に魅力的な仕事のように見えるが、実際は「30代、40代になっても同じようにやっていけるわけではないし、やはり将来を不安に思っているコが多い。正直、月に100万も稼げないコたちは早めにいい人を見つけて結婚するしかないという焦りがある」（前同）というから、老後を見据えればそう甘い世界でもなさそうだ。














,